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国際業務

国際営業、貿易事務、現地法人管理、通訳・翻訳、語学訓練など。

国際業務のモデルケース


ハラールの観光ルート開発を任される

ハラル食品のマーケティングを任される

アニー・ムハマド・ハシンさんは、マレーシアの大学で日本語を学んだ後、日本の大学院で国際関係学を学んだ。彼女は将来的には母国に帰るつもりだが、しばらく日本で働きたいと就活をしていた。そんな彼女にN1クラブから、中堅旅行会社で観光ルートの開発担当者を探していると連絡があった。

アジアでの日本旅行ブームで、マレーシア人やインドネシア人の観光客が増えているが、同社ではあまり多くなかった。そこで、イスラム圏からの観光客を増やすため、ハラールに準じた観光ルートを開発をすることになった。ムスリムでなければ、宗教上の禁忌もわからない。

アニーさんは企画部に配属されると、日本人の先輩とともに、さっそくムスリムに適した観光資源の選定や、主要な観光地でハラール対応しているレストラン・ホテル、観光客を受け入れてくれるモスクなどの調査に取りかかった。空港もムスリムのための礼拝室があるところを探した。

観光ルートが固まると、次はマレーシアやインドネシアの旅行会社を訪問して観光ツアーを売り込んだ。反応はとてもよかった。

そして入社1年後、ついに初めてマレーシアから30人の観光ツアーを受け入れることになった。通訳は自分が務める。今は成功することを願ってドキドキしている。


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