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事務職

総務、経理、人事、労務、秘書など。

事務職のモデルケース


外国人社員の労務を担当

外国人社員の労務を担当

ミタポン・チャイヤプーンさんは、タイの中学と高校で日本語を学び、大学は日本の国際関係学部に留学した。日本語能力試験は大学1年の時にN1を取得した。周りの日本人学生の英語熱に感化され、英語の勉強も欠かさず、TOEICは870を取っている。ところが、就活では希望していた会社に落ちてしまい、途方に暮れていた。そんな時、N1クラブから日本の大手電子部品メーカーで人事の仕事をしてみないかと声がかかった。

同社は一般的には知名度は低いが、電子部品業界では大手の一角にあり、タイにアジア本社と複数の工場がある。その業務は年々拡大しており、シンガポールやベトナムにも現地法人と工場があり、海外の従業員数は合計で10,000人以上に達している。技能研修やマネージャー会議などで日本の本社との人事交流も活発化し、毎年数百人が日本にやってくる。日本人の人事スタッフだけでは、その対応が難しくなっており、日本側でもタイ人を1人採用することになった。

ミタポンさんが採用されたのは、完璧な日本語に加えて、英語も流暢に話せるため、タイ人以外の外国人スタッフにも対応できると期待されたからだ。しかし実際に仕事を始めると、技能研修では各国から通訳が来るため、自身が通訳をすることはほとんどなかった。研修資料の翻訳も外注している。彼女の主な仕事は、研修内容に関する日本側の部局とのコーディネートやスケジュール管理である。

そんなミタポンさんにとって、研修の最終日に開催される日帰りの観光旅行は、参加者の安堵を感じることができ、自分も清々しい思いになる。この仕事をずっと続けていきたいと感じる瞬間である。


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